HSPの“人の気持ちを考えすぎてしまう”という特徴から、「断るのが苦手」ということがあります。
Contents
HSPの人 相手の気持ちを考えすぎて「断る」ことができない理由
私はまさに「断るのが苦手」で、断らずに自分に無理させて出掛けた結果、よけいに精神的に負担を感じ、帰宅後グッタリ疲れ果てて、必ず体調を崩していました。
なぜ、断れなかったのか・・・
断ったあと相手はがっかりするだろう。相手がせっかく自分を好いてくれて誘ってくれているのに悪い気がすると、相手に求められていることに応えようとする気持ちが大きく働いたり、断ったら嫌われるだろうかと思ったり、理由はいっぱいありました。
そして、自分の予定がないのに断ることへの罪悪感や、自分も少し興味あるから出掛けてみようよと、これは前向きな選択なのだと自分に言い聞かせて、気が進まないまま出掛けていました。
“相手”ではなく、いつでも“自分”を主語にして、“自分”が本当は行きたいのか?行きたくないのか?を聞いてあげればよかったのだけど、そのどちらなのかも分からなかったので、自分の本心を聞いても分かりませんでした。
「断るのに勇気がいるな」とか「そのお誘いの内容や大人数・苦手な人がいる・行く場所や、相手に対してもやもやする何かがあるな・・・」とうっすら感じてはいたので、思い返すと、それが行きたくない(断りたい)サインだったのだと思います。
HSPの人が「断る」対処法
「断る理由」をずっと考えている時点で、「行きたくない」が本音なら、自分の心の安定のために「断ろう」と思いました。
そして気の進まないお誘いを受けるたびに、「断る方法」をいくつも検索しました。
サイトを読んでいる時は「ふむふむ、この文をまねしたら断われそう」しかし、いざメール文を作っていると送信できなかった・・・
「用事があるので」→用事、実際はないんだけど・・・
「最近、忙しくて」→実際、忙しくない時は、しばらく罪悪感に支配される。
こんな風にあっさり断れるくらいなら、何時間もかけて断る理由を探したりしないよ・・・実際と違うウソはなんだか罪悪感が出ると、頭を悩ませていました。
だけど自分を我慢させて「断らず」出掛けても体調不良、「断るためのフレーズ」を考えすぎている時間も体調不良。どうにかしたいと思いました。
そこで、「行きたくないという心に従うこと」「早くに断って、気持ちを軽くすること」を優先することにしました。
始めは、自分にしっくりくる「断る言葉」より、「その日は用事があって行けないです」と伝えることにしました。ひとまず「行かなくていい・断る」ことができました。
がしかし、「いつなら大丈夫ですか?日にち合わせます」的なバージョンが時にやってきて、必死で考えたのが「最近、体調が良くないので参加できずごめんなさい」と断りました。体調が良くない時期だったのと、苦手な相手だと、出掛けて、会って話して、帰宅すると実際に体調を崩すからでした。
PHSの人が苦手な人間関係 ~お世話を焼くのが好きな人が苦手~
そうやって、自分の気持ちに正直に生きれるようになってくると、相手がこんなに定期的に自分を誘ってくるのはなぜだろう?と考えはじめました。二人だけで会うのは苦手で、対応がむずかしいけど、好きな友人・自分が信頼できる人も一緒に会うなら、行ってみよう。と思った時がありました。
フラットな気持ちで会えそうだと思ったタイミングでお誘いを受けて会ってみた結果、その相手の良い面は「面倒見が良い・困っている人のお世話をすることができる」ことをあらためて知りました。
しかし、その性質がうまく活かされていないと「悩んでる人の悩みを聞いてあげたり、お世話を焼くことで、実は、自分の悩みの本質を探そうとしている状態であり、結果、自分を満たすための押し付けになってしまう」と思いました。
この先またお誘いを頂くかは分かりませんが、自分自身の気持ちが分からず、自分の気持ちをお世話できず「断る」ことができなかった私は、自分の代わりに、お世話を焼いてくれる相手を引き寄せたのかもしれないと思いました。
私にとって、「断れない自分」を知るために必要な存在だったのだと、今は思います。
